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【鳶職と足場屋の違い】意外と知られていない足場鳶とはなに?

  • 2018年8月12日
  • 2019年3月24日
  • 鳶職





中卒ブロガーのりょうすけ(@asibaya_japan)です。

僕の職業は足場屋なんですが、「足場屋さん!」とか「鳶さん!」とどっちでも呼ばれることがあります。

人によって足場屋の呼び方が変わるので、働いている本人たちもどっちが正しいんだろと思っている人が多いんじゃないでしょうか(笑)

僕は足場屋でも鳶職でもどっちの呼び方でも合っていると思っています。

人によっては「違うでしょ!」と言ってくる人もいるかもしれませんけどね(笑)

と言うわけで、鳶職と足場鳶は一体何が違うのか、そして足場鳶以外にも鳶職と呼ばれている職業も一緒に解説していこうと思います!

 




鳶職とは?足場屋との違い

「鳶職」「足場屋」の違いは、まず大きな括りとして鳶職が存在します。

鳶職の中でもいくつか種類があり、様々な職種の総称として「鳶職(とびしょく)」と呼ばれています。

足場鳶(あしばとび)

重量鳶(じゅうりょうとび)

鉄骨鳶(てっこつとび)

橋梁鳶(きょうりょうとび)

送電鳶(そうでんとび)

どの職種も高い所での作業をメインにしている職種ばかりで、そのうちの一つの足場鳶のことを、建設業界の職人さんたちは足場屋さんと呼んでいます。

足場鳶なのになぜ足場屋さんと呼ぶの?って疑問に思いますよね(笑)

なぜ足場屋さんと呼ばれるかと言うと、建設業会では一つの工事を進めていく中でいくつもの業種の人が集まるのですが、現場ごとに職人さんが変わる中で個人名でコミュニケーションを取り合うのってかなり難しいんです。

それぞれの他の業種の人と工事を進めて行く上で、工事の段取りを知らせあったりするんですが、現場ごとに入る職人が変わるので、初対面の相手の名前なんてわからないんですよね。

なので業種で呼び合う風習があり「塗装屋さん」とか「水道屋さん」みたいな感じで呼び合います。

「足場とび屋さん」って多分呼びづらいんでしょうね。長いし。

呼びやすくしっくりくると言う理由で「足場屋さん」と呼ばれるようになりました。

人によっては「鳶さん」と呼んでくる人もいますけど、どっちの呼び方でも別に間違っているわけではないので人によって呼び方は違います。

 




足場鳶とは

建設現場で使われる足場を、組んで解体することを専門にする鳶です。

主に一般的な住宅やマンションなどの外壁工事の時に組んである足場が、足場鳶の組んだ足場になります。

他の職人が作業をしやすい足場を組むことで、作業効率が良くなり工事のスピードを早めることができるので結構重要な役割を担っているんですよね。

工事の作業効率を良くするための足場を組むには、今までの経験や職人が作業するときのイメージ、完成した足場をイメージする必要がある為、足場鳶としてそれなりに経験が必要です。

あなたの住む街にもたくさん組んでありますよ。

だいたい10分歩けば、1つは足場を発見できるんじゃないでしょうか(笑)

 




鉄骨鳶とは

建設現場での鉄骨を使う作業は、鉄骨鳶の仕事です。

都会に行くとよくマンションやビルを建設している様子を見ますが、あなたもそんな光景を見た事はありませんか?

壁などはまだできていなくて、鉄骨とボルトを使い建物の基盤となる骨組み部分を組み上げていきます。

たまたま鉄骨鳶さんの現場が僕の現場の隣で、作業を横目でチラチラ見ていたんですが本当にすごい職種です。

高さ何十メートルの高さのある鉄骨の頂上まで、脚立やスライダーなどのハシゴを使ってスラスラと登って行く姿には思わず見とれてしまったほどでした。

クレーン作業で鉄骨を自在に操る必要があり足場鳶よりも危険度の高い職種で、かなり専門性も高く鉄骨鳶で一人前になる為には相当時間が必要になります。

重量鳶とは

足場鳶や鉄骨鳶でもかなり重たい材料を扱うのですが、重量鳶は文字通りかなり重たい物を扱う鳶になります。

大型機械や工作物などを取り扱いその重さなんと数十トン、何百トンにも及びクレーンを使い作業します。

建物内の指定された位置に寸分の狂いもなく取り付ける技術は、まさに職人の中の職人です!

たくさんの専門知識と経験がなければ作業を進めることもできず、1つのミスが大きな事故や機械の故障に繋がるので、一人前なってからでないと重要な役割は任せてもらえません。

足場鳶や鉄骨鳶に比べると、あまり知られていない鳶になります。

橋梁鳶とは

漢字の雰囲気からもわかるように、橋に関係する高所作業は橋梁鳶の仕事になります。

高速道路の建設などは、この橋梁鳶(きょうりょうとび)が大活躍する現場です。

他の鳶職とは異なり、上に伸びていく建設物ではなく横に伸びていく建設物の組み立てになる為、特殊な作業の多い職種になり、橋などの建設物は至る所にある訳ではないので遠方での仕事が多くなり、他県への出張する機会が頻繁にあります。

送電鳶とは

送電鳶(そうでんとび)とは「送電線架線工」のことで「ラインマン」と呼ばれることもあり、高いところで作業する電気工事士の事ですね!

あまり聞かない職種なのも当然で、送電線架線工は日本に4000人ほどしかいないと言われており、そりゃあまり名前を聞かない職種な訳です(笑)

上空を見上げると背の高い鉄塔から太い電線が隣の鉄塔へと伸びているんですが、その太い電線を扱うスペシャリストで、めちゃめちゃ高い場所で足場なしで作業する姿はかなりかっこよくて尊敬します。

ズボンはみんな同じニッカポッカ

「足場鳶」「重量鳶」「鉄骨鳶」「橋梁鳶」などの鳶職に共通しているのが、どの職種もズボンはニッカポッカを履いています。

鳶職のズボン=ニッカポッカと言っても過言ではないかもしれません(笑)

職種が違うのになんでみんな同じズボンを履いているのかと言うと、ニッカポッカは高い場所での作業にもっとも適したズボンだからなんです。

例えば、高所での作業って普段しないような態勢になることがよくあるんですが、この時足元までまっすぐ伸びた平ズボンだと、ニッカポッカと違って股下にゆとりがない為、足が全然開きません。

「え?この場面で足目一杯開けられないと困るよ!」となってしまい、無理やり足を開く事によって股の部分だけすぐに破けるんですよ…

このような理由から、とび職の職種ごとに作業内容は違えどズボンは共通してニッカポッカが履かれているんです!

おすすめ記事:【鳶職のズボン】ニッカポッカは着用禁止の現場が増えている




足場屋の仕事内容

足場屋は主に一般住宅の塗り替えやリフォーム用の足場の組み立てから工事終了時の足場解体を行います。

足場は家の外壁を触るときに、高い部分だと届かず作業できない為、家のサイズや高さに合わせて足場組みをすることで、家の隅々まで細かい作業ができるようになり、工事全体の作業効率が格段に上がります。

工事依頼者にとって足場工事は形に残るものではないので「足場にお金を払うことに抵抗のある人」が多いのですが、足場が組み立ててあって初めて沢山の業者が家の隅々まで丁寧に、そして安全に作業をできるようになり、結果的に工事依頼者に満足してもらえることに繋がります。

仮に少しでも安くしようと思い足場なしで工事を進めていけば、怪我をする確率は非常に高まり工事の仕上がりは雑になり、一つ一つの作業効率が悪くなるので工事期間が伸びて、他の業種に払うお金が高くなるだけなので、工事現場に足場は必ず必要です。

足場屋さんの工事自体は、形には残りませんが重要な役割を持つ仕事なんです!

おすすめ記事:鳶職人のきつい仕事内容と給料を現役鳶職人が大暴露!

足場屋の給料

足場鳶の給料は安くない方だと思います。

命をかけて高い場所で仕事をしているので、あまりにも安いとやってられませんよね(笑)

年功序列制度じゃなくて実力が全ての会社が多いので、頑張り次第では給料が上がるのは早いんじゃないでしょうか!

実はここ最近足場単価が低下して言っているのですが、一部の足場屋さんの間では10年後の2028年になる頃には、職人不足でリフォーム会社同士での足場業者の取り合いが起こり、リフォーム会社が足場単価を上げてでも仕事を依頼してくることが予想されています。

この予想通りになれば、今後足場屋の給料はかなり上がることが予想されます。

足場屋の給料の上がるペースを詳しく知りたい人はこの記事がオススメです。

若いうちからでも頑張れば高い給料がもらえて、独立して仕事をすればより高い収入を狙うことができます!

おすすめ記事:鳶職の日当の相場いくらか知ってる?働く時間から時給換算にしてみた!

 



最後にまとめ

鳶職と足場屋は別物だろ!って意見を目にすることがありますが、鳶職はとび職関連の職業の総称の呼び方なので、僕からしたら「鳶職でも足場屋でも別にどっちでもいいだろ」って考えてます(笑)

鳶職と足場鳶の違い以外にも、数種類ある「鳶職」についても解説してみました。

足場鳶や鉄骨鳶は、あなたの住む街でも見かけることがあると思うのでなんとなく知っていたかもしれませんが、他の鳶と呼ばれる職種は初耳の物も多かったのではないでしょうか。

今回この記事を書く為に「鳶職」について勉強したんですが、送電鳶の存在は僕も知りませんでした(笑)

他にも高所作業の仕事で、僕たちの知らない「鳶」と呼ばれる職種はたくさんあるのかもしれません。

都会に行けば、上空を見上げると沢山の鳶さんが今日も働いているので、少し空を意識しながら出かけてみるのも楽しいかもしれませんね。

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