株式会社Groのりょうすけです。
2018年11月現在、僕は自営業で鳶職人(とびしょくにん)として働いているのですが、6年足場屋(あしばや)として働いてたくさんの会社を見てきました。
どの会社にも共通して言えるのが、めちゃめちゃ人手不足なんですよね。
みんな常に人材を募集していて、少しでも規模を拡大しようと企んでます。
しかも、職人の高齢化も進んでいるような気がするんですよね(笑)
まあ、業界全体が人手不足でピンチな訳ですが、この状況って考え方次第ではめちゃめちゃ稼ぎやすい状況でもある訳です!
誰かにとってのピンチは、誰かにとってのチャンスでもあり、このチャンスを利用すれば初心者鳶職人でも早いうちから月収50万円稼げると本気で思っているので、最短で月収50万円にする方法とそのメリット、デメリットを紹介していきます!
オススメ動画
なぜ給料を50万円にすることができるのか
なぜはっきり月収50万円稼げる!と言いきれるのかと言うと、実際に僕がこの方法で月に50万円稼いでいるからです。
ただ社員として働いてしまうと、働くことで発生した売り上げの大半は会社のお金になってしまうので、50万円も稼ぐのはかなり難しくなってしまいます。
なので月収50万円稼ぐとなると、ある程度は安定した生活を送ることのできる「正社員」ではなくて、明日も仕事がある保証はどこにもない「個人事業主」として働く必要があります。
でも鳶職の業界は人手不足なので、大体明日も仕事はあるのであまりデメリットにならないかもしれません(笑)
では具体的にどんな働き方をすれば月収50万円稼げるかと言うと、足場屋さんをお客さんにすることで結構簡単に稼げるようになります。
本来なら足場屋のお客さんは塗装屋やリフォーム会社なんですが、今は価格競争が激しいのでその中に混ざってみんなと同じ方法で儲けようとすると、価格競争で下がってしまった足場単価の被害をもろに食らってしまうんですよね。
なので足場屋が足場屋をお客さんにします(笑)
「助っ人として現場に出ますよ」みたいな感じで忙しい足場屋に営業かけて、足場屋をお客さんにしてしまえば人手不足で常に職人を欲しがっているので、強気で値段交渉できて安い金額で働くことはなくなり、月収50万円が可能になる訳です。
全くの初心者でも1年半あれば稼げるようになる
僕が思うに、忙しい足場屋の助っ人として現場に出れるくらいの実力なら、全くの素人から始めても1年半かければ十分戦力になるくらいのレベルになれると思うので、時間はそんなにかからないです。
もちろん仕事を覚えるのが早ければ1年以内に戦力になる実力をつけることもできるので、そこはやる気次第ですね(笑)
人によっては1年半とか長すぎ!と思うかもしれませんが、たった一年半で50万円稼げるようになるなら、僕は上出来じゃない?と思います。
僕なんて鳶職の経験年数6年にして、ようやく月収50万円達成できたので、過去を振り返ってみたらもっと早い段階で達成していてもおかしくなかったはずなんですが、随分遠回りしましたけどきっと色々と経験したからこそ今の稼ぎ方にたどり着いたんですよね。
なので僕みたいに何年も足場の仕事やってる人なら、正直環境変えるだけで来月から月収50万円稼ぐことは簡単にできるはずです!(笑)
個人事業主になり収入を上げること以外のメリット
自営業で足場屋をお客さんにしていて、僕が感じたメリットを紹介していきます!
交渉次第では残業代がつく
実は僕のお客さんには、残業代を出してくれる会社はいないです…
まあその分、現場が昼過ぎとかに終わってもきっちり1日分のお金を請求しますが!
ですが交渉次第では、15分単位で残業代を出してくれる会社もあるみたいですね。
僕の仕事仲間の取引先が、実際に残業代まで出すみたいです。
その仕事仲間は交渉がめちゃめちゃ上手いので、今度どうやって交渉すれば残業代を出させる事ができるのか聞いてみようと思います!(笑)
現場が終わってから積み込みをする必要はない
助っ人として現場に出ると、会社に戻ってから明日の現場の、材料の積み込みをしなくて済みます。
僕がまだ独立する前、足場屋の仕事の嫌な作業の一つに「積み込み」が必ず入っていました(笑)
一日現場で働き疲れて会社にもどり、明日の現場で使う材料を計算して積み込みするとなると、積み込みで1時間以上は必ずかかるんですよね…
「積み込み」がなければいいのに。ってきっと鳶職人ならみんな思ったことあるんじゃないでしょうか。
まあ交渉にもよるんですが、強気で足場屋と交渉すれば現場が終わった時点でその日の仕事は終了になります。
勤務時間はどのくらいなのか
先ほど紹介したように、僕のオススメする働き方は材料の積み込みをする必要がないので、現場が終わればその日の仕事はそこで終了になります。
なので会社に朝6時半頃集合して、現場が終わり会社に戻ってくる時間は、僕の場合18時頃ですかね。
時間が前後することもありますが!
現場に直接向かい、現場から直接家に帰る「直行直帰」なら18時前には帰宅できると思います。
積み込みをする必要がないからこそ直行直帰をすることができるのは、足場屋をお客さんにする働き方の大きなメリットです!
平日休みを取ることも可能
20代になってから人混みがあまり好きじゃなくなったので、出かけるなら土日ではなく断然平日派です!
遊園地行くときなんかも、平日だとアトラクションの待ち時間めちゃめちゃ短いんですよね(笑)
個人事業主は、誰かに雇われている訳じゃないので、働く日も休む日も全て自分で決めます。
休みをなくして働きまくってたくさんお金を稼ぐのもアリですし、週休3日にして月収30万円くらい稼ぐのもアリですよね。
個人事業主ならではの自由さは、働くことへストレスを軽減してくれます。(まあ僕の場合はですけど笑)
学歴、年齢は関係なく実力が物を言う
基本的に鳶職の仕事って年功序列ってよりも、実力重視の業界なんですが、その中でも助っ人として現場に出ている僕の働き方だと学歴、年齢は一切関係のないものになるんですよね。
取引先の職人たちの上下関係とは全くの無縁です!
ただし、実力が物を言うので仕事ができないとすぐに舐められます(笑)
そういった意味でも、舐められなくなる実力をつけるまでの期間として、素人からなら1年半は必要かなと思うんですよね。
鳶職の道具一式を揃えるための費用が安い
鳶職人として働く時に、腰道具と言うものを用意する必要があります。
この腰道具と自分の体さえあれば、いろんな会社をお客さんにできるので最短で50万円稼ぐ為の、かなり重要な物になるんですが、3万円あれば腰道具に必要なもの全部揃えることが可能です。
どんな道具にいくら必要か簡単に紹介してみますね。
フルハーネス安全帯:2万円
作業ベルト:3千円
腰袋:2千円
石頭ハンマー:千円
シノ(ラチェット):千円
ハンマー差し:千円
シノ差し:千円
合計:2万9千円
上記の物さえ用意すれば、足場鳶を始めるための道具は揃います!
後は、作業する時の服を用意してもらえば完璧です。
値段は、1万円あれば2日分の作業着を買えるので、全て合計すると初期費用4万円で始めることができ、鳶職人で独立すれば一瞬で取り返せる金額ですみます!
ちなみに僕は、道具にこだわりがなく貰い物を合体して腰道具作ったので、かかった費用は5千円くらいです(笑)
新品にこだわりがなければ、使わなくなった道具もらえたりするので、腰道具の値段を安くすませることもできますよ!
鳶職人、自営業になるデメリット
僕が2018年11月現在で、個人事業主として足場鳶を始めて13ヶ月経ちましたが、もちろん「嫌だなー…」と思う部分もあるので、悪い部分も紹介しっかりしていきますね!(笑)
ボーナスはもらえない
自営業は、働いた分の売り上げは全て自分に入ってきます。
なので月50万円の売り上げなら、丸ごと50万円が自分の給料になるわけです。(税金などは50万円の中から払います)
毎月がっつり売り上げを手にすることができる分、ボーナスなどのでかい収入は入らないことになります。
もちろん毎月の売り上げを少しずつ貯めておいて、ボーナスの時期になったら自分の給料にするなんてこともできますが、結局もらえる金額は同じなので意味ないですよね(笑)
まあ、ボーナスがなくても初めから結構いい金額稼げるので、個人的にはボーナスが欲しいと思ったことはないです。
仕事内容がきつい
鳶職人の仕事内容はまあまあハードです。
慣れてしまえばどうってことないんですが、慣れるまでは体力的にしんどい日が続きます。
力がついて、動き方のコツさえ掴んじゃえばうスポーツ感覚で働けますよ!(笑)
まあ、何を始めるにしても最初の頃が一番大変なことばかりなので、勢いが大切だと思います。
独立してしまえば、現場終了後の材料の積み込みがなくなるので、その分だいぶ体が楽になるはずです。
僕が鳶職人として働きながら、このブログを運営できているのが、体が楽になる何よりの証拠になります!
個人事業主として働く必要がある
自営業だと社会人と比べて、どうしても社会的信用が弱くなってしまいます。
わかりやすく言うなら、車のローン審査に通りづらくなってしまったり、クレジットカードの審査に通りづらくなったりするなど、結構困ることになってしまうんですよね。
実際に僕はクレジットカード審査通らなくて、現金のみで生活しているんですが、本当に不便に感じています(笑)
会社員の時に作っておけばよかったんですが、何も考えず独立してしましまい今すごく困っているので、もし僕のような働き方をあなたが少しでもしようと考えているなら今のうちにクレジットカードを作っておくことをオススメします!
事故ればそこで職人人生の終わり
鳶職って健康な体があるからこそできる仕事なので、大きな怪我をしてしまえば現場に出て働くことはできなくなってしまいます。
僕が今現在最も恐れているのも、この大きな怪我なんですよね。
例えば、僕自身が骨折してしまえば明日から一切の売り上げが上がらなくなってしまうので、月に50万円稼ぐための環境と技術があっても、収入が途絶えてしまいます。
もちろん稼いでいるうちに、他の収入源を作っておけば完全に収入が途絶えることはないので、いつか怪我する日がくると思い込み、最悪の事態にならない為の工夫が必要です。
僕の場合、「鳶職」と「ネットビジネス」の二つの収入を作る為、今は遊ぶ時間を全て捨ててお金儲けにほとんどの時間を費やしてます(笑)
鳶職での相談や、ネットビジネスってどんなものなのか気になる方は気軽に連絡してくださいね!
収入に年齢は関係ないが長くは続けられない
鳶職って、収入に年齢が一切関係ないので若いうちからでも稼ぎやすい職なんですが、稼ぎやすい反面、年齢を重ねるにつれて職人として働くことでの体への負担が増していきます。
要は、若い間しか稼げない職業ってことです。
ただし、若いうちに努力して技術をつけておくことで独立して従業員を雇い、社長として会社経営の仕事に就くことだって可能ですし、職人としての経験を活かして足場の営業に転職する道もあります。
若いうちに沢山お金を稼いでおき、貯まったお金で自分のやりたい仕事の会社を立ち上げることだってできるので、若い間だけと割り切って仕事する分には、とてもオススメな職業ですよ。
肉体労働なので運動神経が良い方が稼ぎやすい
鳶職の作業って、僕はスポーツみたいなもんだと思っていて、身体能力が高い方が仕事を進めるスピードも、覚えるスピードも速くなるので稼げるようになるまでの時間が早いんですよね。
体力を使いますし、力も使いますし、バランス力だって必要になってきます。
と言っても、僕はそれほど運動神経いい方じゃないですが(笑)
運動神経が悪いわけではないんですけど、学生時代は部活もやっていなかったくらい、自分の身体能力に自信ないんですよね(笑)
なので運動神経のいい人が鳶職人になると、任せてもらえる作業の幅が広がるので、仕事覚えるまでのスピードはかなり速くなると思います!
もちろん運動神経良くない人でも、努力次第では稼げるようになりますけどね。
まあ運動神経いい方が、稼ぐまでの道のりが少し簡単だよ。ってことです。
独立するまでは儲からない
ぶっちゃけると足場屋になったとしても、仕事をある程度覚えるまでの間は、会社に雇われることになるので、給料はあんまり良くないです。
と言っても、肉体労働の中でもハードな鳶職なら、今の時代素人の10代の子でも日当1万円からのスタートになると思います。
基本、週休1日の25日ほどの勤務になると思うので月給25万円ほどですか。
もちろん既婚者の場合、会社に相談すれば考慮してもらえると思うので、30万円近くもらえるはずです。
他の職業と比べると少し高めですかね?
それほどに足場業界は今、人手不足に苦しめられていると言うことです。
独立さえしてしまえば一気に40万円以上はまず稼げるようになると思うので、最初の1年間ほどだけ我慢が必要になります。
最後にまとめ
全くの足場経験のない人が、最短で月収50万円稼ぐ為の方法と、そのメリット、デメリットについてでした。
最近の業界の現状と、僕の人脈やこれまでの経験を元に、鳶職未経験が月に50万円稼げるようになる為に必要な期間は、「1年半」と言う結論になりました。
もちろん努力なしでは実現不可能な、短期間で人一倍頑張る必要があります!(笑)
遠回り一切なしの最短ルートでやっと実現できるかな!ってところなので、やる気のある方は連絡もらえればサポートします!
まあ、気軽に今の仕事の相談などなんでもどうぞ!
LINE@では足場屋ニュースや豆知識、全国の求人情報を発信中!友達追加してね!
株式会社Groでは建設業に特化したSNS運用、Web周りのお手伝いをしています!
6年間鳶職をしていた僕だからこそわかる、情報発信のコツや採用に繋がりやすいWeb知識があります。無料相談実施中なのでお気軽にご相談ください!
連絡はこちら